研究発表会

令和7年度 第25回研究発表会を開催します

電子航法研究所は、令和7年6月13日(金)に海上技術安全研究所本館講堂(東京都三鷹市)にて、電子航法研究所研究発表会を開催し、最新の研究活動の成果をご報告致します。 オンラインとのハイブリット開催で入場は無料です。
現在、会場での対面参加およびオンラインの申し込みは〆切りました。
なお、対面参加の希望の方は当日会場にて受付しておりますのでご来場の際に申し込み下さい。

令和7年度(第25回)プログラム
10:15 - 10:25 開会挨拶

所長 福島 荘之介
10:25 - 10:35 航空交通管理領域の研究

航空交通管理領域長 住谷 泰人
10:35 - 11:00 国際交通流に関するフリールート空域概念と予測精度
有効的なFIR間交通流管理と共に、洋上空域の容量や運航効率の改良にむけ、フリールート空域の概念や軌道予測精度の要因分析と機械学習モデルによる予測精度の改良結果を報告する。

航空交通管理領域 ブラウン マーク, ※村田 暁紀, 平林 博子, ビクラマシンハ ナヴィンダ, 虎谷 大地, 井無田  貴
11:00 - 11:25 時間管理に関する将来の航空交通システムのアーキテクチャ作成
ステークホルダー分析等のシステム思考の手法を活用した、将来の航空交通システムにおける時間管理のアーキテクチャ作成について報告する。

航空交通管理領域 ※岡 恵, 中村 陽一, 虎谷 大地, 蔭山 康太
交流研究員 永野 隆文(三菱電機株式会社)
11:25 - 11:50 空港近傍における次世代航空モビリティの運用環境検討
将来の空港近傍における次世代航空モビリティの運用を議論するとともに、その運用に適した監視環境についても議論する。

航空交通管理領域 ※虎谷 大地, 平林 博子, 佐藤 岳
監視通信領域 古賀 禎, 河村 暁子
11:50 - 13:00 昼休み
13:00 - 13:10 航法システム領域の研究

航法システム領域長 坂井 丈泰
特別講演テーマ 「GBASの実用化と今後の展望」
13:10 - 13:40 特別講演:GBAS標準化と電子航法研究所の取り組み
地上型衛星航法補強システム(GBAS)の国際標準の現況と将来及び電子航法研究所の対応する研究開発成果について紹介する。

航法システム領域 齋藤 享
13:40 - 14:10 特別講演:日本におけるGBASの実装
羽田空港におけるGBASの導入(2025年1月から本運用開始)など、実用GBASの導入に関する航空局の活動について紹介する。

国土交通省航空局 交通管制部管制技術課 航空管制技術調査官  福田 真
14:10 - 14:40 特別講演:NECのGBAS開発の取り組み
羽田空港にて正式運用が開始されたGBASの開発と、これまでのNECの取り組みについて紹介する。

日本電気株式会社 エアロスペース事業部門 センシングプロダクト統括部 主任 井上 恵一
14:40 - 14:55 休憩15分
14:55 - 15:20 GNSS代替としてのマルチDME測位の国内適用性評価
GNSS障害時のバックアップとして検討されているマルチDME測位方式について、国内における適用性を評価したので報告する。

航法システム領域 ※毛塚 敦,齊藤 真二,長谷川 努,高島 宗彦,尾関 友啓
15:20 - 15:45 次世代SBASの飛行実験による評価
当所で開発した次世代SBASプロトタイプシステムについて、当所実験機を用いた飛行実験による性能評価の結果を報告する。

航法システム領域 ※北村 光教, 齋藤 享, 坂井 丈泰
15:45 - 15:55 監視通信領域の研究

監視通信領域長 宮崎 裕己
15:55 - 16:20 羽田空港での滑走路異物監視システムの評価進捗
令和4年度に東京国際空港に設置した滑走路監視システム評価装置を用いた評価について進捗を述べる。また、これまでに実施した国際技術基準適合性評価結果等を紹介する。

監視通信領域 ※二ッ森 俊一, 森岡 和行, 河村 暁子, 米本 成人
16:20 - 16:45 空港面における協調監視システムの監視性能および測位結果の統合
空港面への適用が期待されるADS-Bを含めた協調監視システムについて、飛行実験等を通して得られた評価結果ならびに測位結果の統合方式の考え方を説明する。

監視通信領域 ※本田 純一, 松永 圭左, 角張 泰之
航空交通管理領域 大津山 卓哉
16:45 - 16:50 閉会挨拶

研究統括監 山口 茂彦
(※印は、講演者)

電子航法研究所研究発表会講演概要

(オンライン)ISSN 2758-1675
(冊 子 版)ISSN 1344-1191

電子航法研究所研究発表会は、電子航法研究所職員が行った研究・開発・実験・試験・調査の結果を毎年6月に発表会として報告しているものであり、下記は発表会で使用した講演概要です。

研究発表会講演概要 2001年(第1回)~ 2023年(第23回)は、J-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム)でも閲覧できます。

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