2017年 研究発表会
2017年(第17回)研究発表会については、6月8日(木)・9日(金)の日程で開催致しました。当日の発表資料等はPDFで以下よりご覧いただけます。
第1日 平成29年6月8日(木) | ||
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監視通信に関する研究について 監視通信領域長 仲田貴文 |
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1 | WAM受信局配置設計に向けた検出率予測モデル 我が国で導入が開始された広域マルチラテレーションにおいて、性能確保に重要な受信局配置設計に用いるため、検出率予測モデルを検討した結果を報告する。 ※長縄潤一、宮崎裕己、田嶋裕久(監視通信領域) |
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2 | ADS-B方式高度維持性能監視の評価結果 RVSM空域を飛行する航空機の安全性確保に必要とされる航空機の高度維持性能監視システムについて、ADS-B データを用いる方式を日本で導入する場合の評価結果を報告する。 ※松永圭左、宮崎裕己(監視通信領域) |
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3 | SWIMのコンセプトによる監視情報ドメイン構築に関する検討 航空交通情報共有基盤(SWIM)の最新技術動向を紹介し、SWIMのコンセプトによる監視情報ドメイン構築に関する検討結果を報告する。 ※呂暁東、古賀禎、住谷泰人、塩見格一(監視通信領域) |
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4 | 空港面異物監視システムの異物検知性能評価 光ファイバー接続型ミリ波レーダーと高感度カメラを用いた滑走路異物監視システムの異物検出試験の結果を紹介する。 ※米本成人、河村暁子、二ッ森俊一、森岡和行(監視通信領域) |
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5 | ヘリコプタ前方障害物監視用ミリ波レーダの研究開発 ヘリコプタ前方障害物監視用ミリ波レーダについて、現在の研究開発状況および地上実験結果例を報告する。 ※二ッ森俊一、森岡和行、河村暁子、米本成人(監視通信領域)、小林啓二(宇宙航空研究開発機構)、桂信生(北海道放送) |
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6 | 小型無人航空機の現状と監視通信における今後の展望 近年、小型無人航空機の利用が急速にひろがっている。その搭載装置の現状と今後の展望を紹介する。 ※河村暁子、二ッ森俊一、森岡和行、米本成人(監視通信領域) |
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50周年記念特別講演 | ||
うみそら研統合1年を迎えて 海上・港湾・航空技術研究所 理事長 大和裕幸 |
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50周年について 電子航法研究所 前理事長 山本憲夫 |
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電子航法研究所の現状と長期ビジョン 研究統括監 小瀬木滋 |
第2日 平成29年6月9日(金) | ||
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航空交通管理に関する研究について 航空交通管理領域長 中島徳顕 |
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7 | 洋上管制運用効率化のための経路設計に関する考察 北太平洋空域において、運航者自身が経路を作成するUPR運用が拡大された場合どのような運用課題があるのか、シミュレーション実験結果を報告する。 ※平林博子、マーク・ブラウン、福島幸子(航空交通管理領域) |
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8 | 福岡FIRにおける2013年から2030年の空港需要予測 将来の空港需要を把握するため、日本の最も交通量の高い8つの空港の2030年交通量を予測した。交通量予測方式と結果を報告する。 ※ブラウン マーク、平林博子(航空交通管理領域) |
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9 | 関西国際空港へのRNP AR進入方式導入の可能性 関西国際空港へのRNP AR進入方式導入の可能性について航空管制リアルタイムシミュレーション実験を行って調べた結果を報告する。 ※天井治、松岡猛(航空交通管理領域) |
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10 | 航空機位置情報等を用いた出発走行時間の予測手法 空港面の航空機位置情報、およびプッシュバック等のイベントの時刻情報を用いて出発便の離陸時刻および出発走行時間を予測する手法の概要を述べる。 ※山田泉、青山久枝、住谷美登里(航空交通管理領域) |
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航法システムに関する研究について 航法システム領域長 福田豊 |
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11 | 進入経路上における管制間隔の気象の影響評価 高カテゴリーGBAS等の導入効果の検討に向け、空港容量と密接な管制間隔を視程、向い風等の気象条件の視点から評価した結果を報告する。 ※吉原貴之、藤井直樹(航法システム領域)、瀬之口敦(航空交通管理領域) |
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12 | 地上型衛星航法補強システムの可搬型性能評価装置 現在、地上型衛星航法補強システム(GBAS)の可搬型運用性能評価装置を開発している。その概要について述べる。 ※齊藤真二、齋藤享、吉原貴之、福島荘之介、毛塚敦(航法システム領域) |
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13 | アジア太平洋地域GBAS電離圏脅威モデル ICAOアジア太平洋地域において当所が主導して開発したGBAS電離圏脅威モデルを紹介し、我が国への適用について考察する。 ※齋藤享、吉原貴之、坂井丈泰(航法システム領域) |
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14 | スポラディックE層が航空通信・航法に与える影響の評価 細川 敬祐(電気通信大学大学院情報理工学研究科) 冨澤 一郎(電気通信大学 宇宙・電磁環境研究センター) 坂井 純(電気通信大学 宇宙・電磁環境研究センター) 齋藤 享(航法システム領域) 航空用VHF電波の長期観測データを解析し、スポラディックE層の発生に伴うVHF波の長距離異常が航空航法システムに与える影響を評価した結果を報告する。 |
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15 | 飛行検査データを活用したDMEの誤差解析 我が国における将来的なAPNTの構築にあたり、まずはGNSS障害時に現状使用されるDME の性能について解析したため、報告する。 ※毛塚敦、斉藤真二、麻生貴広、福島荘之介(航法システム領域) |
公募型研究成果ポスター発表 | |
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安全間隔を考慮したCCO(継続上昇運航)の研究 上野誠也(横浜国立大学) |
(※印は、講演者)