平成28年度公募実施・採択結果

電子航法研究所は、航空交通の安全性・効率性向上及び地球環境保全等に貢献する研究を通し、航空の利用者、運航者および国などの要望に応えることを主な目標として1967年に設立されました。
現在、当研究所は国土交通省航空局が推進している「将来の航空交通システムに関する長期ビジョン(CARATS)」の技術的側面からの支援を始めとし、新しい航空交通管理システムの構築及びそれを支える新たな技術開発に関する研究を進めるとともに、航空交通システムに関する研究の裾野の拡大を目指しております。多岐に渡る課題に対応するためには、大学、民間企業、その他研究機関等の持つ専門性との連携のもとで、これを遂行することが望ましく、そのような観点から、これらの研究の一部を分担して頂くため、研究計画提案の公募を実施致します。各位のご応募をお待ちしております。

研究計画提案の公募実施

募集要項

今年度、研究計画提案を募集する研究課題は以下の2件です。

研究計画提案の公募について(PDF 107KB)

・別紙1:課題① 安全間隔を考慮したCCO(継続上昇運航)の研究(PDF 72.4KB)

・別紙2:課題② スポラディックE層がVHF航空通信・航法に与える影響の評価(PDF 79.2KB)

※事業内容の見直しにより計画内容に変更が生じる場合があります。

研究期間

共同研究契約又は請負研究契約を締結した日から平成29年2月1日まで。

応募方法および提出書類

研究計画提案書(Excel 31KB)

・提案課題

・研究代表者名

・研究概要

・提案内容の詳細

・研究実績

を記載の上、補足資料(書式自由、A4で5枚以内)とともに電子メールにて info-k@enri.go.jp あてに提出してください。

※提案書受領の返信メールにて受付完了とします。

返信メールがない場合は お問い合わせ にてお問合せ下さい。
(項目:研究内容に関する問い合わせ 内容:研究計画提案書を送信後返信がありません)

応募締切

平成28年5月31日 (火)

応募条件

研究代表者の所属機関が次のいずれかに該当すること。

・平成28年4月1日時点で電子航法研究所と連携包括協定を締結している

・前年度までに科学研究費補助金等の公的研究補助金を管理した実績がある

全省庁統一参加資格 を有している

且つ、国土交通省より決定の以下の指針等における各機関の体制整備が行われていること

競争的資金等に係る研究活動における不正行為への対応指針(PDF 28.4KB)

研究機関における競争的資金の管理・監査のガイドライン(実施基準)(PDF 55.6KB)

契約手続き

・共同研究契約、請負研究契約は電子研と研究代表者が常勤している所属機関との間で締結します。

・請負研究契約における電子研が契約相手方に支払う金額、使途の詳細については、契約時までに調整させていただきます。

・複数年の研究提案であっても、原則として契約は年度毎になります。また研究の進捗状況等により、次年度の契約を締結しない場合もあります。

・採択結果については、7月中旬までに研究代表者にお伝えします。また電子研のHPにも結果を掲載します。

・共同研究については、研究終了時に電子研と連名で共同研究報告書を作成します。

・請負研究については、研究契約終了後速やかに研究報告書を提出してください。

・年度毎に開催する公募型研究成果報告会等にて研究の進捗状況報告をしていただくため、研究代表者の方に出席していただきます。

・知的財産権の取り扱いについて
共同研究については、単独で得られた知的財産権に関しては単独所有、共同で得られた知的財産権については貢献度に応じた持分の共同所有となります。請負研究についての知的財産権は原則として電子研に帰属します。

採択結果

国土交通省航空局が現在推進している「CARATS」の技術的側面からの支援を初めとし,新しい航空交通管理システムの構築及びそれを支える新たな技術開発に関する研究を進めるとともに,航空交通システムの研究の裾野の拡大を目指して当所が公募を行っておりました。平成28年度の研究計画提案にご応募頂き、以下の研究を採択しましたので、お知らせ致します。

研究課題名・研究担当者
研究課題名 研究担当者
安全間隔を考慮したCCO(継続上昇運航)の研究 横浜国立大学大学院
上野 誠也(教授)
スポラディック E 層が VHF 航空通信・航法に与える影響の評価 電気通信大学大学院
細川 敬祐(准教授)

※研究担当者の職名は採択時のものです(敬称略)

お問い合わせ先

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