一般社団法人電波産業会 電波功績賞 総務大臣表彰を
受賞しました
令和6年08月01日
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所は、株式会社日立国際電気、早稲田大学、国立研究開発法人情報通信研究機構、公益財団法人鉄道総合技術研究所とともに「第35回電波功績賞 総務大臣表彰」を受賞しました。
電波功績賞は、電波の有効利用に関する調査、研究、開発において画期的かつ具体的な成果をあげた者、あるいは電波を有効利用した新しい電波利用システムの実用化に著しく貢献した者に対して、一般社団法人電波産業会により授与されるものです。
今回の受賞では、上述した5つの組織が「90GHz帯滑走路面異物検知システムの開発と実証」において、航空機離着陸時の安全性確保に向け、空港滑走路面異物検知用の90GHz帯レーダーシステムを開発して実環境での性能を実証した他、国際標準化においては国際電気通信連合の無線通信部門で当該システムの規格化を推進するなど、電波の有効利用に大きく貢献したことが高く評価されました。表彰式には、電子航法研究所からは米本成人上席研究員が出席しました。