航空交通データの収集・整備・提供で
令和4年度日本航空協会航空特別賞を受賞

令和4年9月29日

国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 電子航法研究所(所長:島津達行)航空交通データサイエンス推進チームは、「航空交通データの提供による我が国の産学官連携への貢献」で、一般社団法人日本航空協会から令和4年度航空特別賞を受賞しました。

安全で効率的な将来の航空交通システムの構築には研究開発の更なる推進が必要であり、航空機の実運航データの活用が不可欠です。当研究所は、大学等の研究者でも多量の実運航データを入手できるように、国土交通省が保有する航空交通データ(航空機の高度や位置情報等)や当所で開発した航空管制用レーダーシステム(SSRモードS)で受信したデータの収集・整備・提供をする活動に取り組みました。

本活動により整備した実運航データは、当所の共同研究や国土交通省(CARATSオープンデータ)を通じて大学等の研究者に提供され、研究開発の活性化、多様化へとつながり、航空宇宙技術の向上に貢献しています。

表彰写真

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