ソフトバンク独自基準点のデータを
利活用するコンソーシアムに参画

令和4年8月31日

電子航法研究所は、東北大学大学院理学研究科を代表としてソフトバンク株式会社とALES 株式会社の協力のもとで設立された「ソフトバンク独自基準点データの宇宙地球科学用途利活用コンソーシアム」に参画*1 します。

このコンソーシアムでは、ソフトバンク株式会社が全国3,300カ所以上に設置している高密度なGNSS*2 観測網(独自基準点)のデータについて幅広い地球科学の分野における活用方法を検証し、新しい地球科学を創生することを目的としています。

電子航法研究所では、GNSSを用いた航空航法に対して電離圏および対流圏の空間変動が与える影響を評価し、より安全かつ効率的な航空航法技術の開発を進めておりますが、ソフトバンク独自基準点データも活用することでより詳細な解析に役立てていく計画です。

コンソーシアムの詳細については、東北大学・ソフトバンク株式会社・ALES株式会社によるプレスリリースをご参照ください。

*1 2022年8月設立時、上記2社および国内12研究機関18部局が参画

*2 Global Navigation Satellite System(全地球的航法衛星システム)の略。
4基以上の測位衛星(GPS等)から送られる信号などから、受信局の位置(緯度、経度、高さ)と時刻を求めるシステム。

お知らせ一覧に戻る

TOP