住谷さんは主に航空機衝突防止装置(ACAS)と航空通信に関する研究をしています。 ACASとは、航空機同士が衝突する恐れがある場合、操縦士に危険を知らせるためのシステムで、 日本のほぼ全ての旅客機に取り付けられています。 航空機は信号機や線路も無い上空を管制官の指示に基づいて飛ぶ交通システムで、航空路と呼ばれる飛行機の道があります。 ACASは、対向機体との衝突を回避するために上昇、降下の2通りの指示とともに、その度合いを示します。 ACASが導入されてからは、管制官と装置の両方の指示をもとに操縦士が判断して危険を回避できるように機体を操作します。 ACASが正しく動作しているかは運用モニタリングを行い、パイロットに誤解を与える不要な警報等について改善をしていく研究を重ねています。 住谷さんはこの研究を続けて10年以上になるそうです。